共感力の高いHSPさんにとって、不快な人間関係や不幸なニュースは天敵です。
自分と無関係なことにでも悲しんだり苛立ったりしてしまいます。
ちなみに僕の心を強くザワザワさせるのは、『陰口』と『ケンカ』、それから『子供の不幸なニュース』です。
これらの言葉を口にするだけで気分が悪いです。
できれば避けたいところですが、日々の生活の中にはどれも絶望的に溢れています。
避けるのは不可能です。
したがって、
心をザワザワさせる出来事に対峙した時の対処法を身に付ける方が賢そうです。
(なるべく接触しないように努めるのは大前提)
そこで僕が実践しているのが
『反応しない』です。
無視するわけではありません。
ただ情報をありのまま受け入れることだけに注力して、心の反応を阻止します。
陰口の場合、
自分のことを言われていようがいまいが、直接言われていないのなら余計な詮索をしない。気にしない。
暗いニュースなら、
被害者の気持ちになったり善悪を判断したりしない。感情を使わない。
ということです。
1年くらい実践していますが、以前より心が重たくなることは少なくなりました。
特に『怒り』の感情が減り、精神的な疲労が軽くなりました。
(怒りっぽいだけかも)
と,
オススメしてはみるものの、HSPさんは勝手に共感してしまう気質ですよね。
なかなか難しいよという人もいると思います。
そこで僕が実際に心掛けている『反応しない』ための考え方、コツをおすそ分けします。
3つありますが、どれもスゴく簡単です。
①おまじないを唱える
一休さんがパニクらないのは、パニックになりそうなときに『慌てない慌てない』というおまじないを唱えているからだと思うんです。
『もし、◯◯したら××する』
if-then プランニングという目的達成の手法を使って、
心を落ち着かせるおまじないを唱えるようにしてみます。
『もし、暗いニュースを観たらおまじないを唱える』
『もし、陰口を言われている気がしたらおまじないを唱える』
など。
おまじないはこう。
『反応しない反応しない反応しない、、』
『判断しない判断しない判断しない、、』
②サイコパスになる
サイコパスってザックリ言うと共感性が無いことです。
(HSPとは正反対)
(≒ 自己中心的)
HSPさんはいつも誰かの立場になってばかりで疲れます。
たまには自分が主人公となる考え方に軸を戻しましょう。
もう少し自己中になれってことです。
『陰口を言われたって大丈夫。自分が正しいと思って行動していることを人にとやかく言われる筋合いはない』
『少しくらい迷惑かけて嫌われてもいつかは会わなくなる人だから平気平気』
のように。
(心の中で言ってね)
自分がサイコパスになった気分で乗り切りましょう。
③逃げる
『君子危うきに近寄らず』
なんと言ってもこれに尽きます。
危ないと感じたら離れる。
事故ってしまってもなるべく早く逃げる。
何をしてても心がザワつくことに巻き込まれます。
ならば傷が浅いうちに火元から離れましょう。
テレビならチャンネルを変える、裏表のある人が集まっていたら近付かない。
という3点です。
こんな風にして僕は平穏な日常を保てています。
コメントを残す